あしあと

終わるのが怖くて

始めることができなかった

いつか終わるのなら始まりは無くていいと


転ぶのが怖くて

前に進めなかった

進んだつもりで足踏みをしていただけ


あの頃の私はこんなだったっけ?

心がぎこちなく問いかける


道に迷ったら少しの間だけ

後ろを振り返ればいい

そこには確かなあしあとがある

大丈夫また歩き出そう



見えるのが怖くて

ずっと目を逸らしてた

目の前のリアルに押しつぶされそうだから


聞こえるのが怖くて

そっと耳を塞いだ

叫び声も鳴き声も聞こえてしまうから


そうしてしまえば楽に進めるけれど

そんなんじゃ何も変わらない


道に迷ったら少しの間だけ

後ろを振り返ればいい

そこには確かなあしあとがある

大丈夫また歩き出そう



何かのために 誰かのために

傷つきもせずに生きてくの?

傷ついてでも守りたいものが

きっとあるでしょう?



道に迷ったら少しの間だけ

後ろを振り返ればいい

そこには確かなあしあとがある

大丈夫また歩き出そう


あしあとを刻んでゆこう