背中

見慣れた背中 揺るがない真ん中

肩に寄り添う心の色 地面を捉える足

黒い箱の前 穏やかな波のように

紡がれてゆく瞬間を 描いていく

 

白と黒に添える指先が

言葉と声を包む音が

描くもの それはきっと愛

 

ずっと見つめていたい

その背中を その背骨を

いくつもの大切を

抱えている温度がある

 

大丈夫だからと

語るようにそこに在るから

私も猫背はやめて

背筋を伸ばしていよう

 

いつかその背中が

見えなくなっても 遠くへ行っても

私はその全てを

この心に抱えていよう

 

大丈夫だからと

語り返すことができるように

未来を見据えるように

背筋を伸ばしていよう

 

いつかあなたのような

そんな背中になりたい