ただ、それだけの、

夢を見た。あなたの夢。

目が覚めて思った、

「良かった。」

まだ、覚えている。

 

だけど布団の中で

ひとつ寝返りをうったら

そういえばさっき

あなたはどんな顔で笑っていたっけなぁ

 

動くのはよそう。薄れてしまう。

そんな風に思った。

もう少し、このままでいよう。

 

だけど私は動かなくとも

時計の針は動くから

そういえばさっき

あなたはどんなことを話していたっけなぁ

 

もう少しだけ 待ってくれないか

頼りない余韻が どんどん遠ざかる

あぁ

こんなにも大切なあなたのことなのに

それすらいつしか

忘れてしまうのだろうか

 

あなたを想って、想って、

私を願って、願って、

今をうたって、うたって、

思い出していたい。

 

あなたが笑って、笑って、

私が笑って、笑って、

ただ、それだけでいいの。

だけど、それは欲張りかな。

 

 

あなたを想って、想って、

私を願って、願って、

今をうたって、うたって、

思い出していたい。

 

あなたが笑って、笑って、

私が笑って、笑って、

ただ、それだけでいいの。

 

だけど、それは欲張りかな。

 

あなたが好きで、好きで、好きで、

うたが好きで、好きで、好きで、

だから笑って、泣いて、泣いて、

それでも思い出していたい。

 

ただ、それだけでいいの。

ただ、それだけでいいの。

 

あなたが居て、うたがあって、命があって、

あぁ。

ただ、それだけでいい。と言いながら、

欲張ってしまう私を

どうか、ゆるしてくれないか。

 

ただ、それだけの、